オピニオン記事はSEO観点からみた場合評価されるか

オピニオン記事(意見記事)とは「ニュース社会・他人の意見に対して自分の意見を述べる記事」です。ブログのコンテンツのウエイトで言うとかなりのウエイトを締めているのではないでしょうか。

よくトラフィックを増やす施策としてはトレンドのニュース等(芸能ネタ・時事ネタ等)のオピニオン記事を書くのが手っ取り早いと言われていますが、トレンド記事は瞬間的にトラフィックが増えますが、その後はまったくPVがないパターンが多いです。そのため継続的にトラフィックを獲得するには毎回トレンド記事を書かなければならず、生産性・工数の観点からみた場合、あまりいい施策ではないと言えるでしょう。

またサイトコンテンツとしての整合性も全く関係ない記事の場合、SEO的にもあまりよろしくないと思います。例えば芸能ネタのブログ等なら芸能トレンド記事はいいと思います。ラーメン屋さんのブログが芸能ネタのオピニオン記事はあまりよろしくないでしょう。

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オピニオン記事はブログのネタとして好まれる理由

オピニオン記事はブログのネタとしては好まれる理由としては書きやすいのがあります。お題(テーマ)が与えられているので、それに対してコメント的に記事を書くことができるので楽なのです。小学生のテーマが決められた読書感想文のようなものです。実は0ベースからブログを書く場合、テーマと構成を考えるのが一番工数がかかり大変なのです。

またオピニオン記事は自分のクリッピングとして活用されている方も多いです。むしろそういう使い方のほうが有益ではないかと考えます。ブログで記事化をした場合、Googleアナリティクス等で解析が可能なので、どの記事に対して他の人が関心があるかも解析できるのでメリットは大きいでしょう。

オピニオン記事はSEO観点からみた場合どう評価されるか

オピニオン記事はSEO視点で見ると必ずしも評価が高くありません。下手するとコピーサイトと判定される場合もあるかもしれません。必ず引用する場合は引用する部分はblockquoteタグを使用したりして明確に分ける必要があります。特にトレンド記事の場合、継続的にトラフィックを稼ぐことができないため、ページ数が多く中身のないコンテンツとして評価される事が多いです。

ただすべてのオピニオン記事が評価が低いというわけではありません。きちんとコンテンツが充実していて、引用する記事の補足情報、つまりユーザーにとって有益な情報であれば評価されます。また過去の記事リライトを定期的に行うのもポイントの一つです。

オピニオン記事はTwitterの場合Retweetに相当

SNSで置き換えた場合、オピニオン記事はTwitterのRetweetに相当にするのではないかと思います。自分のTweetよりRetweetが多い方を見かけますが、Retweetは簡単ですが、一方でオリジナリティに欠けるのでフォロワー数はあまり伸びないと思います。

オピニオン記事は実績がないと響かない

オピニオン記事でトラフィックを稼げるコンテンツはどういうのかとなるとオピニオン記事は実績・知名度・専門性が人気(トラフィック)を左右します。これはSEOに限らず、SNSでも同様です。実績・知名度・専門性がない場合はただ単に個人の意見で終わってしまうパターンになってしまいます。

オピニオン記事の書き方がある

またオピニオン記事にも書き方があり、個人の意見に終始して終わるのではなく、きちんとしたデータや理論的根拠・組み立て・提案・展望等次に繋がる文章の終わり方が望ましいでしょう。また専門的な用語や略語ばかりを使わずに閲覧するユーザーの事を考えて記載することが大事です。

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このコラムの執筆者

個人事業主歴18年以上・IT関連(導入支援・ヘルプデスク)・FAQサイト構築・WEB関連(WEBマーケティング戦略・集客・分析)・WEB・ECサイト運営のアドバイザリーの仕事を中心に活動しています。

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