IT・ネット業界では1人勝ちのパターンが多いです。
最近は格差社会が問題になっていますが、IT化により格差是正されるかというとそうではありません。
たぶん格差と言っても、情報格差の面もあるかと思いますが、それはITリテラシーの面もあるので、今回のテーマではなくITビジネス・WEBのビジネスの格差について書きたいと思います。
WEBサービス・WEBビジネスにおいて一人勝ちが起きやすい要因としてはGoogleもAmazonの検索アルゴリズムは基本的にトラフィックの多いものや売れているものを優先的に表示・上位表示をするアルゴリスムです。
このアルゴリズムを理解している人はIT業界の人は多いですが、一般の利用者の方は多くないです。
よく炎上商法と呼ばれるものが存在するの理由の一つはトラフィックを稼げるからだと思います。
トラフィックを稼ぐ=上位表示される=知名度が上がるスキームになります。
また炎上商法により各サイトに取り上げられ、バックリンクを稼げるのもあるでしょう。
いくらいいコンテンツやどんなにいい商品でも、アクセス数やECモール上の売上が多くなければ、上位表示が無理なのでアクセス数も売上が伸びません。
Amazonでイマイチな商品が上位表示されているのはAmazonのアルゴリスムを上手く利用して上位表示をさせているからです。
ほとんどのユーザーが検索の1番上・または1ページに表示されるものをクリックしているかと思います。
【2017年】Google検索順位別のクリック率データを発表!
ただ検索アルゴリズムを駆使して上位になっただけは勝ち組になれません。
もう一つの格差社会とITの理由としては基本的にネットのビジネス(ECサイトを含む)は資本主義社会のPDCAサークルを高速回転で回しているだけです。
リアル店舗だと特定地域のみで1日のオーダーが500件が限度のお店の場合、ネットだと全国から5000件とかのオーダーも普通にありえることです。
この高速回転スキームの仕組みを上手く作ることと検索アルゴリズム習熟し、上手く利用することも大切ですし、サービスを利用するユーザーもアルゴリズムを理解しておくことはよりよい商品やサービスに出会える機会にもなるので大切なことです。