ECサイトで商品が売れない場合、真っ先に疑うのは商品に魅力がない・商品が悪いという人がかなりいます。そうなってくると、商品の値段を下げたりセールをしたりするパターンが多いです。また商品に魅力がないから集客に苦労すると内向的に考えてしまうパターンが多いです。
商品説明や写真・集客・トラフィック・サイト導線に問題がある可能性
実はこれは大きな間違いのパターンが多いです。実の原因は商品説明や写真・集客・トラフィック・サイト導線に問題がある確率のほうが高く、購入までのトラフィック数が達していないので売れないことが多いです。
例えば1000人に1人の割合で購入の場合、その1000人に達していない状態で商品が悪いと判断するのは早いかなと考えます。
まずはとにかく商品以外でできること、文面や写真を変えたり・集客を行い、それでも購買率が悪い場合、次の段階で値段を下げたりセールをする行動になるかと思います。
ネットに適した商材かどうか
そもそもネットに適した商材かどうかの問題もあるかと思います。ネットでは何でも売れると思いがちですが実はそうではないです。
特に実店舗で売れないものがネットで売れるという確率は低いです。
送料の問題や価格の問題や質感サイズ等の問題をクリアして初めてネットで販売というステージに立つことが出来ます。
またECサイトは楽天やAmazon等フラットなサービスなので単価の安い競合他社の商品はどうしても大手ECサイトに負けてしまう事が多いです。
そう考えるとそこそこ単価の高く、必然的にライバルのいないオリジナリティのある商材となってきます。
顧客目線で眺めてみる
商品が売れない場合は顧客との接点(顧客目線)をもう一度見直してみるのも重要です。顧客がサイトや商品の情報を収集する手段は限られています。
顧客は比較サイトや自社サイト・SNS関連等から情報を収集しています。
顧客は当たり前ですが、管理画面や社内事情とか知らないので、本当に商品の情報がちゃんと伝わっているのか、実は一番見られているSNSに情報が古い・情報が提供されていない等確認する必要があります。
リアル店舗の場合は直にお客さんの声を聴くことができますし、お客の流れを把握しやすいですが、ネットの場合常にアクセス解析をチェックするしか方法がありません。
またアクセス解析を深く見ないと見えてこない部分もあります。特に少人数で運営しているとどうしても内部要因が原因ではと考え、負のスパイラルに陥る可能性があります。
