WEBサイトを制作したはいいが、WEBサイトが完成して満足したのか、そのまま放置で何もしない会社もあります。
やはり情報の鮮度の面やセキュリティの面でもまめにサイトの更新やシステムのアップデートは必要だと考えます。
更新もしない・普段何もなければお金を払わない
車もオイル交換をしなくても外観も変わりませんし、普通に動く場合が多いですが、やはり車の寿命や故障したときのダメージは大きいです。
WEBサイトも同様で何もしなくも外観も変わりませんし、普通に表示されます。
そのため問題ないので更新もしないし、余計な費用をかけないという結論に至ってしまうことが多いかもしれません。
ドメインやサーバーも自動更新にしておけば、ほぼ管理画面にアクセスする必要もないでしょう。
コーポレートサイトの放置はコロナ禍が原因!?
統計やデータがあるわけではありませんが、コーポレートサイトの放置はコロナ禍に制作したサイトが多いような感じがします。
特に企業の場合、コロナ禍の時は訪問営業等、通常営業をできずに、コーポレートサイトを作って新規顧客の獲得や営業活動を行う等に方針転換をケースが多いのではないでしょうか。
しかし、その後、新型コロナウイルスも一段落して、普通の営業も可能な以前の営業活動が可能になり、コーポレートサイトが放置された状態のままになっているケースです。
また、コロナ禍にIT導入補助金・小規模事業者持続化補助金を活用してコーポレートサイト制作を加速させたのも要因の一つかもしれません。
新規のホームページ制作には助成金がおりますが、その後のホームページの運用等の費用に関しては助成金は関係ないので、そのまま放置状態になっているケースです。
アクセス解析・お客さんはどこから来るのか
WEBサイトを放置している企業にアクセス解析やGA4を見たことがありますか?と訪ねるとほとんどの企業が見たことがない・存在さえ知らない場合が多いです。
そうした場合、製品情報やサービスをどのように知るのか・お客さんはどこから来るのかを把握できていない場合が多いです。
もちろん自社のWEBサイトのアクセスを把握していない場合、SNSや口コミでどのように書かれているかも把握していないケースも多いです。
もし悪い口コミが多い場合、知らないことはある意味、幸せな面もあるかもしれませんが、怖い反面もあります。
WEBサイトに価値を見いだしていないから
WEBサイトの運営管理にお金をかけない理由はひとえにWEBサイトに価値を見いだしていないからです。
正確に言うと、WEBサイトの価値を正確に把握・数値化していないからです。
どのくらいのユーザーが訪問して、WEBサイト経由で店舗製品サービスを知ったり・購入したりしているか(成約率・売上等)をきちんと数値化されていないからです。
例えば現在のアクセス数が倍になれば売上げが倍になるという方程式が成り立つのであればWEBサイトに投資する価値はあるでしょう。
ドメイン・サーバー更新・脆弱性セキュリティ更新・ワードプレスアップデート・バックアップ
WEBサイトのコンテンツの更新以外にもシステムの保守だけ考えても、ドメイン・サーバー更新・脆弱性セキュリティ更新・ワードプレスアップデート・バックアップ等、色々な作業があります。
セキュリティ面を放置していてもWEBサイトの表示は変わらないので一見問題なさそうに見えますが、ハッキング等されたときのダメージは大きいです。
実際ハッキングされてからどうすればいいですか?ログインパスワードやサーバーのパスワードがわかりません等の相談は多々あります。
中にはドメインの更新を忘れていて、失効してしまい、他の人にドメインを取られてしまいました。どうすればいいでしょうかという相談もあります。
コーポレートサイトは自社の顔といってもいいでしょう。もう一度、自社のWEBサイトの価値はどのくらいあるのか見直してみることをおすすめします。